ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)とは?

xDSL(Digital Subscriver Line)技術のうちの一つで、
アナログ回線(メタリックケーブル)を利用して、
高速データ通信を可能にした技術のことを言います。

電話回線より高い部分の周波数帯域を利用することによって
データ転送を行っています。

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また、一般のアナログ回線やISDN回線よりも、速度が速く、
料金を手頃であるため、多くの一般家庭やSOHOのユーザーにて
利用されています。

ADSLでは、一本のメタリックケーブルの両端にスプリッタを設置することで、
音声とデータを結合・分岐し同時に伝送を行うことができます。

ADSLはベストエフォート方式のサービスです。

ベストエフォート方式
最大速度での通信を保証することはできないが、
提供可能なときは最大限の速度でサービスを
提供することです。

例えば、速度が12Mbpsの契約をしていても、12Mbpsの速度で
インターネット通信が出来るとは限りません。

ADSLが契約速度よりも遅くなる理由としては、基地局(回線収容局)からの
距離がどのくらい離れているか(離れていればいるほど、遅くなります)、
ノイズ源が近くに存在しないか、などが挙げられます。

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